こんにちは、ピコです。
昨日は重い腰を上げて(本当に重いですよ…)庭の草むしりをしました。
キレイになるのは気持ちの良い事です。が、慣れない事をしたのでヘロヘロ…。
というわけで、庭付き一戸建てに住んでます。
無人になった夫のお母さんの実家を借りて住んでいるんです。
普通にアパートなどを借りて住んでいたら、恐らくこのブログを立ち上げる事もなかったでしょう…。
最初に謝っておきます。
お義母さん、ごめんなさい。
本当に夫の親類の方々はとても良い人ばかりです。
ワタシはあまり兄弟や親類の良さが分からず育ったので、羨ましいくらいです。
そんな良い人達に泥を塗るような真似をこれからしてしまうかもしれません。
ごめんなさい、本当に、ごめんなさい。
でも、これが真実なんです…。
さて、と。
いきますよ。
結婚して、ワタシは更に田舎にやってきました。
夫のお祖母ちゃんの家(お母さんの実家)です。
夫は長男。田舎ではまだまだ「跡継ぎ」という意識は健在なので本来なら実家で同居だけど、家族が多いので居住スペースがありません。なので、お祖母ちゃんが亡くなって無人となった家を借りてしばらくは暮らすという話になったわけです。
夫のお祖母ちゃんが亡くなったのは、引っ越してくる数ヶ月前。
あまり深く考えずやってきたので、玄関に入った瞬間驚きました。
ぐぇ…ナフタレンの臭い…
いや、ナフタレンの臭いだけじゃない。
なんとも形容のし難い、いろんな臭いが混ざってクラクラしてきました。
中に入ると、縁側があって、部屋は3つ…というか、襖やガラス戸や障子で仕切られてるだけ。部屋をL字に囲む廊下は、全てカーペット。部屋も畳の上にござが敷かれ、さらにその上にカーペットやナイロン製のござ…そしてあちこちにマット。とにかく敷物だらけ。
部屋自体はほとんど片付けられていたけど、とにかく飾り物が多いです。
何かの剥製とか、スズメバチの巣(しかも2個)とか、賞状とか町民憲章とか、写真とか。特にワタシはハチの巣がどうにもこうにも苦手なので、正直泣きそうになりました。他には連絡網(?)とか列車の時刻表とか。とにかく壁に何かしらある家だなぁと思いましたよ…。
「これ使っていいからね~」
と、言われた押入れの中の衣装ケースがナフタレン臭の発生源。
夫はナフタレン臭は平気らしいけど、私はどうしても耐えられなかったので…申し訳なさを感じつつ、プラスチックの衣装ケースを買ってきました。
しかしあれだけナフタレン臭が漂っていても、小さな蛾が沢山いるんですよね…完全に駆除するまで2ヶ月くらい掛かりました。
(バルサンの存在をすっかり忘れていたので、地道に見つけ次第駆除)
そして台所や風呂、トイレ…それは、掃除の大変さを思い知らされる所でした。
ちなみにその頃。
実家のワタシの部屋は、早速色々と処分されていました。
家を出る前にある程度は片付けたんですが、数週間後に実家に行った時は見事なまでに何もない部屋に大変身を遂げてました。
でも、嫌な気持ちは少しも起きなくて、むしろ清々しかったです。
それまでには考えられなかった事ですが…。
なんていうか、あれだけ片付ける事に苦労して、片付けられるのも抵抗があったのに、こんなにあっさり物がなくなる事を受け入れられるとは思いませんでした。ものすごい心境の変化です。今まで迷惑掛けて本当にごめんなさい、ありがとう。自分はこっちで片付け頑張るよ!
という前向きな気持ちも、あっさり打ち砕かれる事になるとは…。
次回はあっさり挫折した台所の話です。
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